TOMIXのAE形スカイライナーを購入しましたので、早速色々とみてみました。
まずはグレードアップから。
AE形の(個人的)グレードアップ法
オススメする3つのグレードアップ法は以下の通りです。
①乗務員室側窓を黒く塗る
マッキー等で裏から黒く塗りつぶします。
②誘導無線アンテナをGM製のものにする
[鉄道模型]グリーンマックス (Nゲージ) 8078 誘導無線アンテナ(軟材質・4ヶ入り)
ゴム系接着剤での接着が必要ですが、GM製の誘導無線アンテナを取り付ける事が可能です。
付属のアンテナ形状はちょっと微妙なので交換をおすすめします。
③TNカプラーに交換
TOMIX製品なので、TNカプラーはこのようにぴったり入ります。
見た目の向上にもなるのでTNカプラーに交換するべきでしょう。
以上を全て行った様子がこちらです。
目に見えて効果が分かりますので、オススメのグレードアップです。
是非お試しください。
TOMIXのAE形スカイライナーあれこれ
以下は+αの部分です。気付いたあれこれを幾つか紹介します。
細部への拘りがヤバい
N情報室では自販機が造形されていることを紹介されていたりしますが、外見においても特に拘りを感じる部分があります。
それがこちら。
なんと風除けの固定具(ボルト留め?)を再現しています。
マイクロエースのAE形ではこの部分は再現していません。
模型を上から見る機会は多いので、屋根上の細かい表現は際立ちますね。
パンタグラフは他車にも流用可能
AE形の説明書には次のような表記があります。
<0299>PT-7131-Cが今後発売されますが、その注意書きです。
両側に避雷器が付いているようですので、分売された暁には3000形をはじめとしたPT71系列を載せている京成グループの車両すべてにこのパンタグラフを使うことができます。
恐らく初回分の在庫は一瞬で捌けそうですね。
マイクロエースのスカイライナー用ステッカーが使える
TOMIXのスカイライナーにマイクロエースのスカイライナーのステッカーが使えます。
左右を気持ちタイトに切り出すとピッタリ入ります。
動力ユニットのダイキャストが18m級サイズ
AE形は19m級にもかかわらずダイキャストのサイズは18m級でした。
おそらく名鉄辺りの動力ユニットを流用したのでしょう。
動力カバーは新規製作で、通電にはプリント基板が用いられています。
プリント基板は室内灯に通電できるよう両面基板になっています。
外して見てはいませんが、恐らく固定部の穴をスルーホールとしているのでしょうか?
だとするとあまり頂けない設計です。何度も付け外しを繰り返して断線したら室内灯は付かなくなりますね。
ダイキャストの凹みに合わせてビアを打てば接触しないので、どこかに打って接続を強固にするべきです。
まとめ
突っ込みどころは多少ありますが、トータルで見ると買って損は無いと思います。
塗装にもツヤがあり色も良い感じですし、造形もなかなか。
けっこう満足な出来。