クソ長いタイトルですが。今回は、
・製品のテーマをガン無視して、2009年頃の復活塗装仕様(晩年仕様)にする
・ついでに点灯化もする
の2つの加工を行います。
点灯化加工
順番が前後しますが、先に点灯化加工を行います。
今回は、マイクロの3300形用ライトユニットを使って点灯化します。
以前に成田山号(製作記事はこちら)を作ったときに2つ余った為、再利用する事にした次第です。
晩年仕様はマイクロエースから出ていますが、わざわざ鉄コレを使った理由は部品の消化をする為でもあります。
前面ガラスの加工
左のように、ライトレンズをカットします。
また、同時に裏のリブも全て削ります。
ライトユニットの加工
画像のように、行先表示器のプリズム支えを一部切断します。
この時は気持ち短めに切断して、後で組み込むときに調整していきます。
ライトユニットの組み込み
画像の様にボディを切り抜き、ライトユニットを組み込みます。
なお光が透けるので、ボディ裏側はきちんと黒く塗っておきましょう。
次に側面ガラス・ライトユニットのプリズム支えを現物合わせで削り、画像のように組み込めるように調整します。
また、床板も画像の様に削ります。ちゃんと削らないと嵌らなくなります。
車両を復活塗装仕様にする
次は、製品を1990年代前半の仕様から、2009年以降の晩年仕様にタイムスリップさせましょう。
車体は晩年仕様の行先、優先席、京成グループマークを貼り付けることで晩年仕様になります。
なお、3300形に車椅子スペースはありません。よって車椅子ステッカーも不要です。
車椅子スペース。無いと困りますよね、乗客が。
スペースあろうが無かろうが乗せるから。
なお、車椅子スペースが無い現役車両もいます。3600形です。
これが現役の間は、両先頭車に乗らない方が良いと思います。特に朝夕。
閑話休題。
床下ですが、明灰色に塗装すればOKです。
完成写真
まずは編成全体を。
左の画像が海側、右は山側です。
海側は上から3312~3309、山側は逆に3309~3312の順に並んでますので注意。
両先頭車のみ床下をそれっぽく並び替えた上で塗装しています。
色はMr.カラーのグレーサーフェイサー(1000番)。
これが個人的な好みに近い色なので、特に重ね塗りはしてません。
また、中間車の床板・動力はマイクロエースのジャンク品から奪ってきました。
台車の型が違いますが、似てるのでそのまま使っています。
成型色も違いますが、モーターカバーに吹くとぜんぶ灰色になるのでこれもそのまま。
やる気さえあれば全車揃えることもできますが、疲れたので妥協しました。
そーゆー所がダメなんだけども。
次に前面を。
バッチリ光っております。
……今更ですが、急行灯の点灯は一切考慮しておりません。
造形についての感想
鉄コレの3300形、個人的にはかなり良い造形してると思います。
特に、ドア窓の大きさが適正に近いです。
マイクロの3300形はドア窓が大きすぎて違和感がありましたが、鉄コレはなかなかいい感じです。
また、モールドではありますが配管が全てあるのもGood。
マイクロは配管が別パーツで立体的で良いのですが、何故かパンタカギ外し等がオミットされているので……。
そして、今回は塗装がまともです。カスレ等もほぼ無しの良個体でした。
床下機器が滅茶苦茶なのは相変わらずですが、それ以外は割と良いです。
みんなも買ってね!バリ展につなげる為に。