早速ですが、今回は車両前面への着雪を再現してみました。
加減が難しい
今回犠牲となる車両ですが、「芝山鉄道3600形」です。
この列車を選んだ理由ですが、そもそも今回の企画が3600形の前面帯を不手際で汚してしまったために行ったタッチアップを誤魔化すのが目的だからです。
つまりリカバリーの為に行う作業です。
さて、ここで重要なのはどれだけ雪を付着させるかです。
あまり大袈裟にならない程度、かつタッチアップが隠せる程度に調整する必要がありました。
そこで登場するアイテムがこちら。
タミヤ ウェザリングマスター(Bセット)です。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.80 ウェザリングマスター B (スノー) 87080
↑amazonで\435也。
これは、一言で説明するならファンデーションです。
模型にパウダーを載せた後にクリアーを吹く事で、パウダーを模型に留める事ができます。
実践してみた
という訳で、出来たのがこちらです。
今回汚したのは3611の緑帯です。
ですので快速 佐倉行きに設定し先頭の3611は雪を強めに、最後尾の3618は控えめに表現しました。
ここまで積もるのは数年~数十年に一度の大雪レベルですかね……
なお、屋根上は敢えて殆ど素のままです。向かい風が強いイメージで。
点灯するとこんな感じ。
(明かりが強すぎて飛んでますが)3611は肉眼でも種別が見えないレベルまで種別表示器を曇らせています。
3618は肉眼で種別が見える程度に抑えています。
また、3611の窓はワイパーが作動しているイメージで表現しています。
実際はヒーターがあるのでもっと溶けますが、まあそこはイメージ()という事で。
「それっぽく」が非常に難しい
今回試して分かったのは、やはり雪の表現は非常に難しいという事です。
自己評価は6割くらいの出来といった所でしょうか。
とりあえずタッチアップ跡を隠すという目的は達成しましたのでまあ良いか……といった次第。
今後は気が向いたら、ジャンクの先頭車にでも色々と試してみるかもしれない。